ツートーンTwo Tone発振器製作 2019-12

SSB(Single Side Band 単側波帯抑圧搬送波)送信機点検用にツートーンTwo Tone発振器を製作する。
送信音声周波数帯の1000Hzと1575Hzや2000Hzと2300Hz等の低周波2波を混合した発振器だ。
英語的にはTwo Toneは間違いで「Double Toneだ」と聞くが米国製市販品もTwo Toneの記載だ。

ローカル局に計画を話すと
「無駄。フリーソフトで充分使える。ディスクリートでは最近作らないよ。」や
「最新のDSP(Digital Signal Processing)送信機だから必要無い。」と言う大声が陰で聞こえるが?。
陰の大声は耳が悪くて良く聞こえなかったのでジャンク箱の必要なパーツを拾い出す。
製作開始する。

完成基板
(画像)
完成基板

DIPスイッチ色別は左から赤COL1~4、青ROW4~1、緑Single Tone

手持ちにDTMF用IC SHARP LR4089BがあったのでTwo ToneはDTMF利用を考える。
水晶発振子の周波数を選べば送信音声周波数帯内の二波を選択出来るな。

SHARP LR4089B
(画像)
SHARP LR4089B

水晶発振子は簡単に手に入る既成品を捜す。
基準周波数の3579545Hzは昔のアナログカラーテレビ用だ。
4194304Hzで作ればROW3 1004Hz、COL2 1560HzがJAIA規定に近い丁度良い周波数になる。
またSingle Toneは高音域COL1からCOL4までの一波から選択しCOL2 1560Hzにする。

LR4089B 分周周波数
LR4089B 分周比 水晶周波数
3579545Hz
水晶周波数
4194304Hz
水晶周波数
5012000Hz
水晶周波数
6144000Hz
ROW1 5104 701Hz 821Hz 981Hz 1203Hz
ROW2 4640 771Hz 903Hz 1080Hz 1324Hz
ROW3 4175 857Hz 1004Hz 1200Hz 1471Hz
ROW4 3827 935Hz 1095Hz 1309Hz 1605Hz
COL1 2943 1216Hz 1425Hz 1703Hz 2087Hz
COL2 2687 1332Hz 1560Hz 1865Hz 2286Hz
COL3 2431 1472Hz 1725Hz 2061Hz 2527Hz
COL4 2176 1645Hz 1927Hz 2303Hz 2823Hz
備考 基準周波数 ベスト

(注)Hz以下四捨五入省略

回路図

回路図
(画像)
回路図

回路説明
LR4089B出力後にNJM4880Lの二次多重帰還型LPFとAF AMP。
LR4089B用三端子レギュレータは手持ちの1A JRC7805D!。
COL1からCOL4の内一波を選択しLR4089BのPIN15にB+を入力するとSingle Tone発振が出る。

1560Hz Single Tone波形
(画像)
1560Hz Single Tone波形

所がぎっちょんちょん!。
完成すると高音域のCOL1からCOL4の出力レベルが高く二波出力が同レベルにならない。
アッチョンブリケ!

二波出力高低レベル差
(画像)
二波出力高低レベル差

プリエンファシスの関係かIC交換、周波数設定してもレベル差が発生した。
これはDTMFでは問題無い部分かも知れない。
多重帰還型LPFに遮断周波数可変用ボリュームを入れてレベル調整する。

最終的Two Tone波形
(画像)
1004Hzと1560Hzの
ツートーン波形

あっちこっち突っついて出来た最終的なツートーン信号波形。
ツートーン信号基板だけ出来ました。
この先組込組立等未計画で完成時期は未定。またしても元のジャンク箱行きかもね?。Hi!

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