MIZUHO DX-008D

 Programmable U/D Counter 修理 2016-08

ミズホ通信(株)の Programmable Up-Down Counter DX-008D が壊れた。

故障状態
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故障状態

症状は下一桁が「1」表示のままカウントせず、数値変化しない。
このカウンターは、周波数測定の他に測定表示値から足し算、引き算の表示設定が出来る。
最小計測は100Hz単位で、勿論、周期は計測できない。
八重洲のYP-601やTRIOのDG-5同等に、VFO発振周波数からIF周波数差をキャンセルして表示出来るのだ。

修理の際の取外部品類保管はどうする?。
最近ローカルOMが、家人に取外した部品を捨てられました。
私は部品を空ビンに入れて、中が判るようにして一時保管します。

部品類保管
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部品類保管

カウンター内部は両面基板で、三昔半前のDIPタイプICだ。拡大鏡を使わなくても修理OKで嬉しい。

表示部回路
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故障状態

加減設定は基板上の20個あるスイッチで、一表示当たり4個のスイッチをBCDコード設定で使う。

計測回路
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故障状態

機器底面部の蓋を外した状態。設定用のプログラム・スイッチが見える。

機器底面部
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機器底面部

スイッチ蓋取付後。

スイッチ蓋取付後
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スイッチ蓋取付後

上側(H)、下側(L)設定のプログラム・スイッチ。

スイッチ拡大
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スイッチ拡大

下のBCDコード表と照し合せると、右から1桁目「5」の表示、2桁目「9」の表示になる。
プログラム・スイッチ配列と対応していない、頭を捻る取扱説明書のBCDコード表だ。

取説コード表
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取説コード表

各ICをロジック・テスターで調べてみると、一個壊れているのが判明した。

不良IC発見
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不良IC発見

IC10の 40192B で、機能は Presttable 4-Bit BCD Up/Down Counter とある。

不良IC拡大
(画像)
不良IC拡大

IC規格表では信号順で記載してあり、裏から見たICピン番号順で無かったので書き出す。
なぜ書き出したかは・・・ hi。

ICピン表示
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ICピン表示

ICの手持ちストックがないので、Webで販売店を下調べし、440円掛けて秋葉原に行く。
30年以上前のロジックIC在庫があるか心配したが、秋葉原駅前の最新ビルに引っ越したWに売っていた。

CD40192B他
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CD40192B他

不良ICが判明したので、修理作業開始だ。
IC交換は、二層プリント基板のパターンを壊さない様に注意して取外す。

不良IC交換
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不良IC交換

IC交換方法は各人様々あるが、私は最初にICの足を小型ニッパーで切断して、残りを半田吸取器で抜く。

小型ニッパー
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小型ニッパー

基板にはICメーカー指定?印刷があるが、今回はジェネリック偽証のサード・ソース?で我慢?

不良IC取外
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不良IC取外

後々の事(二度あることは三度ある。終活も?)を考えて、ICソケットを取り付ける。

ICソケット取付
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ICソケット取付

ケースに余裕があるので、ICソケットを使用しても高さ問題は発生しない。

交換IC取付
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交換IC取付

全電解コンデンサーを測定したが、不良、容量不足は無かった。
念のため、全電解コンデンサーを新品交換した。

電解コンデンサー測定
(画像)
電解コンデンサー測定

前置増幅部2SC535のhfeを測定する。67前後しかない。規格最低値は60だ。
代替高hfeトランジスターに交換するが、発振?したので元に戻した。

hfe測定
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hfe測定

電解コンデンサーの色が違う修理完了後の基板。

修理完了基板
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修理完了基板

やっと修理完了まで漕ぎつけた。
修理用に購入したIC類は、残念ながら?デッド・ストックへ。
また遺産が増えた。

修理完了
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修理完了

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