電子レンジのマグネトロン 2016-03

「あなたぁ~」XYL orz
第一級電子レンジ技士様から御呼びが掛かった。悪い予感。
的中で電子レンジが壊れた。毎日必要なので気に入ったのをネットで探す。
今回は潰れかかった会社SHから長持ちしそうな会社Pへ変更した。
販売店にも拠るが、面白い事に塗装色で値段が三千円程違う。
在庫のある店に前日午後注文して次の日の午前中に届いた。

壊れた方の処分方法だが、以前は販売店が無料で引き取ってくれた。
今回は無しで自治体粗大ごみ処理場に有料で出す事にした。
処分まで時間があるので電子レンジを解体する。
電子レンジ何せOut 1000Wだもんね。
以前、雑誌に電子レンジを利用したリニア・アンプの作り方が載ってたし・・・。
真空管のマグネトロンも興味あるし、高圧電源回路も・・・?。
てな訳でマグロの解体ショウならぬ電子レンジ解体開始。

カバーを外し、やっと出て来たマグネトロン Magnetron。
ハチマルナナ(UY-807)や4X150Gを想像したのだが8875に近い金物!?

マグネトロン
(画像)
マグネトロン

上のアルファベットRV-MZA314は部品番号らしい。
下の2M261-M32がマグネトロンの名前。
ネットで調べると海外売価55ドル近辺。一万円以下の電子レンジもあるのに全く不明。

銘板
(画像)
銘板

空冷式の放熱器です。

放熱器
(画像)
放熱器

ここから2450MHz 1000Wが出る。
これから先の同調回路はキャビティ構造で溶接されているので解体不可。怪我をしない内に諦め。
特段2.4GHzに興味がなく、マグネトロンは私的にも利用価値がないので、ここでオシマイ。

先端1
(画像)
先端1

先端2
(画像)
先端2

インバーター式なので可愛い電源部。昔の真空管式テレビのフライバック・トランスみたいだ。

高圧部
(画像)
高圧部

真空管1000W out じゃ3kV くらいかもね。
ローカルOM局宅に現用30年物があると聞いたので、そちらはリニア・アンプに転用可かも?
側面にある「高圧注意」の文字。

高圧注意
(画像)
高圧注意

女ハーフ・タレント口癖の 「Don't touch me!」 に近い「Danger "Don't touch High Voltage"
高圧危険」の文字。

ディンジャー表記
(画像)
ディンジャー表記

上部にも赤字の「高圧注意」の記載がある。

赤字の高圧注意
(画像)
赤字の高圧注意

側面
(画像)
側面

電気回路図です。ブロック図ですな。

電気回路図1
(画像)
電気回路図1

う~ん。ヒーターは高圧と一緒?。プレートが無い?。

電気回路図2
(画像)
電気回路図2

総務省基準適応。技適って事かな?。

総務省基準適応
(画像)
総務省基準適応

新型はMax 800Wになりましたが、相変わらず第一級電子レンジ技士様の不動の地位は変わりません。orz Hi

続きは 電子レンジのマグネトロン その2 2016-03

ページTOP

目次

案内

inserted by FC2 system