練馬区 関のボロ市 2015-12

東京でボロ市と言えば「世田谷のボロ市」が有名だ。
我が地元、練馬区関町北でも毎年12月9、10日に「関のボロ市」(練馬区指定無形民俗文化財)が開催
される。
日蓮宗法燿山本立寺の御会式と合わせて開かれ、江戸時代より400年近くも続く伝統行事だ。

名前は「ボロ市」でも古着だけを売っているのではなく、露店が大多数出店する。
金魚釣りや食べ物屋だけでなく、道具屋、暦屋、花屋、最近は骨董品屋と色々な出店がある。
露店営業だけでは無く、12月9日夜には御会式の纏を使った万灯行列が町内を練り歩く。
過去にはローカル・ニュースで取り上げられて、テレビ中継されていたが、最近は無くなった。
地元の超有名ギネス級TVキャスターさん、世界中に宣伝宜しく頼みますよ。

私の父母、祖母は「ボロ市」とは言わず、単に「関の市」と呼んでいた。
私の幼い頃は、バナナの叩売りや瀬戸物屋の出店を記憶している。
父母から聞いた話では、昔はサーカス小屋やオートバイ曲乗りが掛ったり、袂切(たもと切=掏り)も
出たそうである。

駅前通りや近隣各所に、看板、のぼりで案内が出ます。

広報看板
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広報看板

広報のぼり
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広報のぼり

門前通り東側です。ここから西側に露店が並びます。写真右側は道具屋

門前通り東側
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門前通り東側

道具屋で売っていた臼と杵。
まだ臼と杵で餅つきする家は在るのかな?
最近の本格的な餅つきは、幼稚園とか公共施設しか思い当たらない。

臼と杵
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臼と杵

いつもは、どうって事の無い裏通りの両側に露店が出店する。
通り添いの商店もセールを行う。

門前通り
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門前通り

七味唐辛子屋

七味唐辛子屋
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七味唐辛子屋

ローカル近在で高名な炭火焼だんごの三好屋。

だんご屋
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だんご屋

毎年同じ場所に出ている暦屋。
右はカレンダー屋。

暦屋
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暦屋

山門を潜ると階段下に出ます。

本立寺山門
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本立寺山門

階段を昇ると本堂に辿り着きます。

本堂下
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本堂下

お賽銭入れて参拝しました。
ウチの菩提寺は本立寺ではなく、石神井台の三宝寺池の真言宗智山派亀頂山三寶寺です。

本堂
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本堂

本堂前の提灯。「関のボロ市」と書かれている。

提灯
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提灯

毎年シクラメンを買う、ローカルOMに似たオジサン経営の店。

花屋
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花屋

毎年大行列の出来るシャオピン(中国の焼餅)屋。

シャオピン屋
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シャオピン屋

毎年ボロ市に行きますが、買い物は決まった店のたこ焼、三好だんごとシクラメンです。
シクラメンは食べられませんが、他は昼御飯、お八つになります。hi

続きは 練馬区 関のボロ市 その2 2018-11

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