コンテスト賞状 2015-11

アマチュア無線のコンテストは規定時間内の交信局数で競争する。
旧東欧圏ではスポーツとして認められていた。
海外の有名コンテストだと、ハムの少ない珍しい国に出掛けて運用する人も大勢いる。
昔の全市全郡コンテストはスポンサーがあり、当時の憧れステレオ・セット等の商品提供があった。
日本短波放送NSB(現、日経ラジオ社)は、途中経過を正時前にスポット放送していた。
スタジオに受信機を持ちこんでいたのかは不明だが、放送内容は「コンテストはJA1PC★が優勢です」
てな具合。

私も開局以来、国内外のコンテストに多数参加奮闘して来たが、今まで国内では入賞はしていない。
ところが日本では参加しても貰えないコンテスト入賞賞状が、亜米利加国から郵便で届いた。
最近はWebで「入賞者は勝手に賞状をダウンロードして印刷しろ!」になっていたのだが
方針が変わったのか、また今年になって郵便送付に戻ったみたいで非常に驚き嬉しかった。
なお賞状はA4同等(letter size)の大きさだ。

WPXコンテストは毎年3月最終土日の48時間に実施される。

WPX
(画像)
WPX

WPX部門賞

WPX部門賞
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WPX部門賞

WWコンテストは毎年10月最終土日の48時間に実施される。

WW
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WW

亜米利加国コンテスト主催者の凄いところは、
全く太っ腹で1位から5位までの上位入賞者はともかく、参加局数が多い国の各エリア1位とか、
参加者が楽しめる様に詳細に賞を設けている所だ。
この為か、参加局数は、毎年全世界で一万局程度もある。
上位入賞者しかニュースには載らない、葉書大の参加証しか貰えない、どこかの国の連盟とは偉い違いだ。

終了後の書類提出は、インターネットが普及していない、その昔は郵便しか提出手段がなかった。
締切は最近終了五日後になったが、以前は終了後一カ月で、結果が判るのは早くても一年後だった。
過去に何回も提出忘れがあり、残念だった記憶が未だに残る。

また素晴らしい事にwebログを提出すると、全提出者のデータを照合して結果を送り返してくれる。
「お前は相手のコールをこう取ったが本当はこうだった」とか「相手はお前をこう聞いた」だ。
だから素晴らしい事に、結果発表はまったく不正が出てこない。
不正をチェックしない、不正が罷り通る、どこかの国の連盟主催コンテストとは偉い違いだ。
亜米利加国人は、御得意様(西海岸に近く局数が多い)の日本人風発音を旨く聞いてくれる。
私の発音はH hotel を、特に欧州人(非英米人)はO oscar に聞こえる様だ。
同様にR romeo はradio の方が通りが良い。
また歯医者かな?

今後は耳掃除と喉飴、嗽を良~くして参加しようと!。
This is JH1RDU. Your 59. Go ahead please.

続きはコンテスト賞状 その2 2016-07

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