スタンバイ”K”ジェネレーター 2014-12

End-of-transmission generator

年末の大掃除で押入の中から、その昔に流行った「スタンバイ”K”」が出てきた。
送信から受信に切替わる際、送信の最後にモールス符号の「K」(送信終了)を変調させるものだ。
ピー・ト・ピー的な音が出る。
試しにスタンバイ回線をショートすると、何と動作してモニター音が出た。
ただし一回限りだが、Made in Japanの電池は30年たっても大丈夫だった。

その昔の流行りには、アポロ宇宙船の送信終了合図の真似をした「スタンバイ・ピー」や、テレビ番組には
「ゲバ・ゲバ・ピー」もあった。hi
一時期「スタンバイ ピー」は流行り、サード・パーティから商品として発売されてもいた。
メーカーの流行りには、蛙が鳴くみたいなDCL、AQSと言うのもあったな。

ケース前面
テプラが貼ってある。

ケース前面
(画像)
ケース前面

ケース後面
ケース前、後面に4P TORIO 用マイク・コネクターのメスが付いている。

ケース後面
(画像)
ケース後面

ケース底面
1982年8月1日の日付

ケース底面
(画像)
ケース底面

30年以上前の話だが、会社に6エリア出身で「タモリともQSOした事がある」と自慢するOMがいた。
このOMには色々な面で御教授を受けた。
とても次元の進んだ方で、米国ハム雑誌 Ham Radio Magazine を定期購読していた。
このOMに「スタンバイ・ピー」の話をすると、「お前作ってみろ」と記事のコピーとICまで頂いた。

Ham Radio Magazine October 1979 P58
(画像)
Ham Radio Magazine
October 1979 P58

Ham Radio Magazine October 1979 P59
(画像)
Ham Radio Magazine
October 1979 P59

Ham Radio Magazine October 1979 P60
(画像)
Ham Radio Magazine
October 1979 P60

今ならArduinoとかRaspberry Piで作るのだろうが、当時はロジックIC全盛時代だった。
取り巻き人間達に、「ICを素手で触ると静電気で壊れる」と脅かされながら作ったのがこれ。

ケース内部
(画像)
ケース内部

早速作り上げる。
当時は各社マイク端子が4ピンで、ダイナミック・マイクが主流だった。
今みたいにトランシーバー本体からマイク・コードに電源供給が無かったので、電源は9V電池を内蔵。
配線も油が抜け出たみたいに堅く、ベタベタ状態に。触ると折れそうな状態だ。
良く見るとフェライト・ビーズも入っている。

ケース全体
(画像)
ケース全体

新し物大好きYM(当時は)は、ローカルOMに即お披露目する。
そうしたら全員から苦情が来た。
OM1曰く「煩い」。
OM2曰く「スタンバイが忙しい」。
OM3曰く「出て来るな!」。
OM4曰く「遊んであげない」。
など村八分と言われたので、あえなく一日でジャンクBOXへGo。

その後、同業諸氏の電波も聞こえたが短時間で消えてしまった。
理由は上記ローカル問題hiの他に、電波法の話が出たからだと思う。
当時の電話級(現四級)はCWだめとか、SSBで使うと電波形式がアマチュアに許可されていないとか
だった。
雑誌の解説では、マイクから聞こえるXYLの「あなた~ぁ! 御飯よ!」と同じ扱いだったと記憶して
いる。

最近テレビでは、「★★まろ」おじさんが「♪あれから~30年♪」と言ってるから
今度のニューイヤーパーティ・コンテストに使ってみようっと。
「こちらはJH1RDU。受信します。どうぞ。ツー・ト・ツー」

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