(株)クラニシ RW-155D 2012-04

廃業で今は亡き測定器メーカー、(株)クラニシの終端型電力計RW-155Dを所有している。
その昔は測定器以外にも「Marker Luxury」名の真空管ファイナルのトランシーバー等も作っていた。
同等の電力計は数社から販売されていたが、一番アマチュア無線家にポピュラーなメーカーだった。

右側RW-155D
(画像)
右側RW-155D

ところが、このRW-155Dの気になる点が一つある。
英文が可笑しいのだ。

一時期、某高級無線機パネルのスペルが、S抜きのTRANCEIVERとなっていた。
正しくはTRAN「S」CEIVERで修理に出すとパネルを交換して戻って来たそうだ。

RW-155Dは誤字、脱字ではなくて用語が変なのだ。
終端型電力計は日本語で疑似負荷。英文ではダミーロードDUMMY LOADだ。
パネルのダミーロードの印刷が、なんと(国会)疑似「」のDUMMY ROADになっている。!!!
負荷」が「」に。「じぇ!じぇ!じぇ!」。
カタカナ書きが同じだから、特に英文チェックはしなかったのかな?。
それも赤字で印刷!だよね。
これはウチのだけ特別では無くて、他のRW-155DもDUMMY ROADなので用語を
取り違えたみたいだ。

パネル下地処理が悪かったか、古いのでお肌が荒れている。懐かしい「ダイモテープ」の刻印も判る写真。

RW-155D前面パネル
(画像)
RW-155D前面パネル

一番目の写真左側のRW-1000Wの綴りは、ちゃんとDUMMY-LOADになっている。

RW-1000W前面パネル
(画像)
RW-1000W前面パネル

ウチのRW-155Dは元RW-151Dだ。
RW-155D発売後の1980年に、RW-151Dからの改造受付広告が出て依頼したものである。
改造内容は前面パネルとメーター(残念ながら反射ミラー付では無くなってしまった)だけ交換してきた。
電力切替スイッチのボタンも丸から四角に変わって、目盛上で最大250Wまで測定可能になった。
抵抗体交換やオプションの冷却ファンBlower Assembly VL-155は無いので短時間しか使えない。
でも油冷却式の沸騰するポコポコ音やチャプチャプ音がないので、重宝に使用している。

改造完了証
(画像)
改造完了証

裏面の元々のRW-151Dを表すシールは、ちゃんとDUMMY LOADになってる。
製造年月日は1976年6月。夏のボーナスで買ったかもね。

RW-151DよりもRW-155Dの販売台数は少ないのでは?と思っている。

RW-151D裏面表示シール
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RW-151D裏面表示シール

更にもう一度修理に出した(涙の落下事故)が、脱字の某社みたいにパネル交換は無かった。
その後、自分でレンジ設定用半固定ボリュームを精密多回転型に交換して現在に至る。
でも電気的には全く異常が無くて、XYLより10年以上永い40年以上の付合いである。

RW-155D内部
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RW-155D内部

アマチュア無線家には終端型電力計は人気だ。
しかし、もう新品のクラニシの電力計は手に入らないのでXYLの!に大事にしないと。hi

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